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宮森敬子さんの個展開催にあたり

  • 執筆者の写真: 正明 山岸
    正明 山岸
  • 2016年10月8日
  • 読了時間: 2分

現在土間ギャラリーで宮森敬子さんの個展が開催されています。

手透きの和紙にツリーロビング(木や石など、凹凸のある表面の上に紙をのせ、鉛筆やクレヨンなどでこすって模様を写し取るフロッタージュという技法。)をほどこし、その和紙で木枝の表面を包んだ立体作品や額装作品、カーテン等、雑貨店にアートが融合した世界観をつくり出してくれています。

今回の個展の為に、宮森さんは2週間程前から現地入りし、 こちらで製作に取り掛かりました。

木肌を採る木炭はpace around周辺で拾った枝を焼いて作り、 更に、周辺の木からもロビングをしたり、 ビンテージの家具をペイントしたり、和紙で包んで行く作業を拝見する事ができました。

目の前の木肌から、何か意味を汲み取るように、柔らかい表情の和紙へ模様を写し取るそのさは、 エネルギッシュでありながら、ともて神聖な事のように思え、 改めて自然の中で生きている事への感謝の念が湧きました。

宮森さんはpace around以外でも、軽井沢のあらゆる場所でロビングした作品を展示して下さっています。

どこの木肌の作品か探すのも楽しいですし、 木の枝やスプーンを包んだオブジェをながめ、どこでどのように使われた物か、 はたまた拾われたモノなのかと想像することも楽しみの一つです。

宮森さんはあるきっかけから、友人の大切なものをロビングした和紙で包んで、 その友人だけに価値がある世界でたった一つの作品を作りました。

「芸術はこころにもたらす効果に意味がある」と宮森さんはおっしゃっております。

今回の個展では作品の販売に加え、あなたの大切なもの、身の回りのものを包んで 芸術作品に仕上げる「The ONE」というアートの依頼も承ります。

雑貨店に気軽に来る感覚で、ざひ、本物のアートに触れてみてください。

宮森敬子さんサイト

http://www.keikomiyamori.com/japanese/

 
 
 

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