最近の急激な寒さ、ほほをすーっと通る風、 秋の終わりのこの感じ、個人的には嫌いじゃありません。
寒いのは苦手なのですが、寒い時の温かい部屋や食べ物、 寒い夜に眺める星空、夜景、雪が降った時のシンとした音、 この時期にしか味わう事の出来ない美しいもの、 心地よいモノに惹かれます。
前置きが長くなりましたが、林友加さんの白い食器には この器にしかない緊張感と温もりが同居していて、まさに僕のツボなのです。
料理を盛りつける時、箸を伸ばす時、少し背筋がピンとして、小さな特別感を味わう。
僕にとってはそんなに遠くない贅沢です。